これまでも時々使っていた別のブログのほうに移行します。
By Large Water→★
理由ですが、まず、ちょっと肉食することにしたので、「ペスクタリアン」というタイトルがそぐわなくなってきたこと。（いきなり衝撃の告白？？）
肉食をやめて約20年。妊娠中に食べたくなって唐揚げを一度か二度食べ、出産後にも二度くらい試しに食べてみた（けどその時はもう好きじゃなくなってたので一口でやめた）以外、肉は全く食べていませんでした。食べたいのに我慢していたというわけではなく、全く食べたくなかったのです。
ところが最近になって、肉を食べたいというか、自然に肉を食べるべきな気がしてきました。「タンパク質を取るために肉を食べなくては」というような、頭で考えての「～べき」ではなく、感覚としてなんとなく。
よく似た感覚で基礎化粧品を変えたことがあります。
20代の後半に顔中ひどい吹き出物ができ、ある基礎化粧品で治り、それ以来ずっとほかのメーカーの物を使うことができませんでした。（何度か試してみたけどかゆくなったりしてだめだった。）
ところがシンガポールに越したとき、急に「今、基礎化粧品を変えるべき」と感じて、変えてみたら大丈夫だったのです。（かゆくもなんともならなかったし、調子よくなった。）
吹き出物を治してくれ、その後も肌の状態をよく保ってくれたそのメーカーの基礎化粧品には大変感謝していますが、なんとなく変える時期という気がしました。今回もそんな感じで、20年間肉を食べなかったのは失敗だったと思っているわけでもないし、本当に全然肉食べたくなかったのですが、ここに来てなんとなく食べようというか、食べるほうがよいような気がしてきました。（と言っても特に好きでもないし、消化力に問題あるみたいで胃が痛くなるのであまり食べられないし、またやめちゃうかもしれないけど。ま、ちょっと食べようかなと。）
シンガポールに越したときは気候の変化、今回は体調の変化（自己免疫系がちょっとおかしいのです）がきっかけになったかなと思います。自己免疫系がおかしいときは肉食べろなんてどこにも書いてなくて、不調を治すために肉食べるというわけでもないのですが。年齢的なものもあるのかもしれないけど、なんだか体が変わってきたような気がするのです。
二つ目の理由は、このブログのタイトルや「ベジタリアン料理」のカテゴリーでランキングに登録しているから、肉食しないことを推奨しているように思われるのではないかと気になり出したこと。
私は肉をこれまで食べてこなかったけど肉を食べる人がいても気にしなかったし、逆に肉を食べようかと思い始めている今もベジタリアンやビーガンの人たちが間違っていると思っているわけではありません。
食に関することって宗教的というか、あるダイエット（痩せるためのダイエットではなく食事法という意味でのダイエット）を固く信じている人も多いし、きわめて個人的かつデリケートな問題ですよね。化粧品と一緒で人によって、あるいはその時の状態によって合うものも違うかもしれないし、その辺は専門家でもないのでわかりません。（いろんな栄養素をバランスよく取らなければいけないことはわかるけどね。）
「ペスクタリアン」とか「ベジタリアン」とかいう看板を掲げることで、それを推し進めているという風に取られているかもねと今更ながら気がついたのです。「オムニボア（omnivore：雑食者）な食卓」にタイトル変えようかとも考えたけど、逆にこれで「肉食べましょう」って推奨してるみたいになっても違うしね。とても気に入っていたブログだし、寂しくはありますが……。
最後の理由は、年齢的なものや体調不良のこともあって、変化したいというか、変化しつつある気がしていて、それにつれて自分の中での優先事項も変わってきていること。食を大切に思う気持ちは今も変わらないけど、食だけではなく家族との時間やその他も大切にしたいので、そういうこともこれからはもっと書いていこうかな、と。（これまで家族が大切でなかったというわけではありませんが！）
まあ、そんなこんなで、このブログとはここでお別れですが、時々覗きに帰ってきたいと思います。
これまで読んでいただいて、ありがとうございました。移行先のブログ、これからどんどん更新していこうと思っているので、読んでいただけるとうれしいです。
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