2017年5月29日月曜日

寒いメモリアルデーバーベキュー

今日はメモリアルデー。日本語では「戦没将兵追悼記念日」(舌噛みそうだね)で、戦没者を追悼する日なのですが、非公式な夏の始まりの日でもあり、バーベキューすることが多いです。

私たちは教会の聖歌隊(子どもじゃなくて大人の)のバーベキューに入れてもらってきました。(聖歌隊には入ってないけど、Pが最近教会のミュージックコミッティに入ったので。)

今年のメモリアルデーは雨で寒くて全然夏の始まりな感じじゃなく、気分は盛り上がりませんでしたが、デッキで焼いたものを家の中でいただきました。
ホットドッグ(小麦控えてるのでバンはなし)、チキン、ボストンベイクビーンズ、野菜のパエリア(Pが作りました)、サラダ2種類。ほかにはハンバーガーなど。どれもおいしかったです。

Boston baked beans(別名beans and franks)は実は始めて食べたのですが、意外と甘かった。レシピ見てみたらお砂糖が入ってるんですね。チリみたいな味だと思って食べたのでちょっとびっくり。

デザートでも変わったものを発見。
フィリピン出身の人がもってきてくれたフルーツサラダ。トロピカルフルーツの缶詰やゼリーなど入っていて、普通にイメージするフルーツサラダとは全然違う! みんな珍しかったみたいですが、お味は大好評でした。

会場は聖歌隊メンバーのお宅。我が家と同じ町なんですが、うちのあたりとは全然違って(笑)、大きな家の多い閑静な場所。お家もお庭も素敵だったのですが、いちばん素敵と思ったのはこれ!
ハープシコード!!

なんとこれはキットで作ったものなんですって。ハープシコードのキットなんてあるんですね。知らなかった! 世の中知らないこといっぱい。

歌隊の集まりなのでもちろん歌も歌いました。

聖歌隊の指揮者とその奥さん(日曜学校の先生)がもうすぐ他州に越されるので、お別れにその二人に捧げる歌を2曲歌い(私も下手だけど飛び入り参加したよ)、お誕生日の近い人が何人かいたのでハッピーバースデーも歌いました。(Pいわく、ハッピーバースデーっていつも調子っぱずれになるけど、今日初めてこんなにきれいなハッピーバースデーを聞いたって。笑)

他州にお引っ越しされるご夫婦は家を売り払ってトレーラー住まいをされるのですが、そのパンフレットなど見せてもらって話を聞いて興味深かった~。ずっと音楽をやられているご夫婦で、仕事を辞めて音楽一筋でいくのですって。トレーラーはピカピカのキッチンやキングサイズベッドの入るベッドルーム、クイーンサイズベッド2つのゲストルームのほか、可動式のパティオ(ステージにもなる)も付いてるんだそうで、私としてはそんなのを運転するというだけでもうビビってしまいそうです。すごいなー。

今日ホストしてくれた家のように大きくて素敵な家で庭の手入れをして過ごす人生もあれば、トレーラーでの冒険の旅に出るという人生もあって、おもしろいですね!!

今日は平均年齢の高い集まり(30代くらいから最高齢はおそらく89歳)でしたが、外国人の私としてはこういう集まりのほうがおしゃべりに入りやすいことを発見。お年寄りって話し好きだし。海外暮らしで現地の人と友だちになりたければ、お年寄りの集まるところに行くといいかもしれませんね!

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2017年5月26日金曜日

ケニアの主食ウガリとAction Foundation

数日前にケニアの主食、ウガリをいただいてきました。
白トウモロコシの粉(white cornまたはmaze flour)に水を入れて(塩も入っていたかも?)煮るだけ。

形は硬い蒸しパンみたいだけど、食べ方はあくまでご飯っぽく、このウガリにいろんなおかずを合わせて食べます。これだけ食べてもしみじみと穀物の味がしておいしく、その点もご飯と似てる!!!

この日は照り焼きチキンなどと合わせて食べました。(ケニア料理じゃないけど合う。笑)


ウガリを作ってくれたのはマリアさんというケニアからの若い女性。彼女はケニアで障がいのある子どもたちの教育のためのNGO(The Action Foundation→)を立ち上げ、運営している人で、インクルーシブ教育研修のためにボストンに来られていたのです。

彼女の話がとても興味深かった。

障がいのある子どもたちが支援を受けられずにいる状況を見て居ても立っても居られなくなり、何もないところからえいやっととにかく始めてしまったマリアさん。いろんな苦労があったようですが、”I am a dreamer."なんだそうです。とにかく夢を描いて、絶対に実現すると思うのですって。

そういう態度、大切ですよね!!! 「どうせできない」と思っていると絶対できませんよね。「できる」と思わないとね!!!


ファンドレイジングとしてケニアのアクセサリーや絵などを売られていたので、これを買いました。
素敵でしょ。(うたこがPママからもらったタンザニアのアクセサリーと似てます。一緒に着けられるかな?)


The Action Foundationのウェブサイトはこちら→

ケニア政府から補助は一銭も出ないらしいので、ファンドレイジングが課題です。ウェブサイトに寄付先の情報も載っていますので、ご支援よろしくお願いします。(寄付だけじゃなくて精神的サポート、アイディアなども大歓迎!)

マリアさん、今はワシントンDC。6月の初めにケニアに帰国するそうです。またいつかボストンかケニアで会えるといいな!!! その日までがんばって。

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2017年5月22日月曜日

町のDiversityイベント

昨日、我が町でDiversity(多様性)を祝うイベントがありました。

私の住んでいる町は郊外の小さな町なんですが、比較的Diversityがあって、いろんな国・文化を背景にもつ人たちが住んでいます。町全体でこれを誇りに思っているところがあり、何かにつけdiversity、diversityと言っています。

私自身移民でもあり、今の排他的な政権下にあってこういうイベントが開催されるのはとても心強いことです!

内容はステージパフォーマンス(中国の音楽、インドのダンス、地元小中高生による各国の音楽など)や各国の名物品を詰めたバスケットが当たるラッフル、アート品の展示など。
そして食べ物もたくさん!
この町とその周辺のレストランなどが出してくれたサンプル。サンプルと言っても中華、ジューイッシュ、ピザ、アメリカン、インディアン、寿司(日本のではないけれど)などなどたくさんあって、十分夕食になりました! 写真ないけどデザート(地元ファームのアイスクリーム、バブルティー、クッキーなど)も。

楽しくておいしくて、ほんとよいイベントでした!


実はこのイベントに関連して町の中心部に飾ってあった国旗について「テロリスト国家のイランの国旗を飾るのはけしからん」って町の掲示板的フェースブックページに投稿した人がいたんですが、少なくともそのページでは全面的に彼に賛同する人はゼロで、ほとんどが逆の意見だったのでホッとしました。

宗教や文化、政治的立場は人によって異なるけど、それをお互いに尊重しようというイベントなのですから、趣旨に反しますよね。(いろいろ書き始めると長くなるし、ここで論争したいわけではないのでこの辺で止めときます。)


Pはボランティアでステージの司会でした。行ってから気がついたのだけど、Diversityのイベントなのだから私たちは浴衣、Pは甚平で行けばよかったなあ、と。今回が初回で来年以降もずっとあるみたいなので、次はぜひ浴衣と甚平で行ってみたいと思います。

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2017年5月17日水曜日

母の日の現実

日曜日は母の日でしたね。

私の今年の母の日は喧嘩ばかり!

まあつまらないことが原因なんですが……。楽しいはずの日に喧嘩ってありがちですよね。(違う?)

あー、こういうネガティブなことをブログやフェースブックなどに書くのは難しい!! 

完璧でない現実をきれいにラッピングして、いつも幸せ♪みたいなことばかり書くのもうんざりなんだけど、ネガティブなこと書くと家族や友人に必要以上に心配されたり、何でそんなこと書くんだと問題になったりで、ややこしい!!

以前、「これからは素の自分を書きます! 実はこんなに不健康なこともしてるし、こんな嫌なことを考えたりもしてます!」ってアメリカ人ブロガーが書いてたのを読んだことあるけど、今でもありのままの現実を書いてるんでしょうか。気になるわ。

自分が読者の立場で考えると、あまりにも嘘くさく大げさに楽しさ強調みたいなものも読みたくないけど、不平不満が書き連ねてあるようなものはもっと嫌かも。難しい。

まあ私は自分が書きたいことを書くことにします。誰が何読みたいかとかわからないしね。(開き直り。笑)


母の日は出だししくじりましたが、一応、うたこからカード、教会で花(カーネーションのほか、子どもたちが日曜学校で作った紙の花)、義姉からカードと蘭、うたこのJK(幼稚園年中)の時の先生からもカードをもらい、義母宅で夕食を食べ、それなりにお祝いできました。(JKの先生、これまでの教え子全員に毎年誕生日カードを送り続けている方で、私にまでいただいてます!)
アメリカでは子どもからお母さんだけでなく、夫やその他の家族、友人たちからも"Happy Mother's Day!”と言って祝ってもらえるのがいいですね。


夕方、義母にカードとプレゼントを届けに行き、義姉たちも加わって一緒に夕食。
食べかけなんだけど、Middle Eastというお店からのテイクアウト。Yello Fin Tuna Kebabを頼んだのにサーモンで、しかも串刺しじゃなかったけど(間違えたね!)、まあおいしかったのでオッケーです。


このお店はレストランの他にナイトクラブがあって、ここで最近、元ラルクのHydeさん(の今のバンドVAMPS)のライブがあったんですよ~~~。友だちが行ってきて、間近で見られて大興奮でした!

海外在住のメリットのひとつは、日本のアーティストの海外公演があったときに近寄りやすいってことかしら。たまのメリットですけどね(笑)。


あ、話がずれてしまいました。母の日だった。

喧嘩もある日常だけど、それも含めて幸せっていうことで!!

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2017年5月10日水曜日

パン作りから人生の教訓

なんだか大げさなタイトルにしちゃったけど、全然大した内容ではありません(笑)。
機械(スタンドミキサー除く)を使わないパン作りを始めて8年くらいでしょうか。いつの間にか苦労せずに簡単にできるようになりました。(写真は定番化したオートミール入りパン。食パンと丸いのと。生地は同じ。)

最初はホームベーカリーを使って焼いていたけど、シンガポールに越して電圧の違いから使えなくなり、仕方なく手ごねでやってみたのが始まり。

古いブログで探したみたものの、記念すべき第1作目の写真は見つからず。(どうやら形がいびつ過ぎて載せられなかったらしい。笑)でも2作目が見つかりました。
ミューズリパン。2作目にしては凝ってるかしら(笑)。
ちょっと失敗っぽいけど2作目にしては上出来?

実はパンを作るのはとても難しいと聞いていて、それまでずっと尻込みしてたんですが、やってみたらそれほどでもなかった。

これはパン作りだけじゃなくてだいたい何でもそうですね。自転車に乗るのだって最初は到底不可能に思われたけど(その頃何歳だったかなあ)、数回練習したらすいすい乗れるようになったし、英語だって最初は"A pen, A desk. This is a pen."から始めたけど(今は"Hello, Emily"とかから始まるみたいだけど、私の時はこれだったのよ。笑)、いつの間にか何となくしゃべれるようになったし。

中には頑張ってもどうしても不向きなものもありますけどね(1年だけやったバレエとか)。大抵のことはやってるうちにできるようになります。

人生後半だけどまだ何十年かはあるだろうし、これからも新たなことに挑戦していきたいな~と思います。

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2017年5月3日水曜日

ボストン日本祭り2017

日曜日はボストン日本祭り

私は東北被災地の女性たちが作られた品物の販売のお手伝いをしました。
品物は主には南相馬のベテランママの会の皆さんが作られたもので、その他に陸前高田の方々が着物地で作られた洋服も。

売れるかなあどうかなあと心配していたのですが、小物はコスプレをしたアメリカ人の若者たちが「カワイイ~」と言って喜んでたくさん買っていってくれました!
そういえばお客さんはほとんどアメリカ人だったなあ~。日本好き(アニメやコスプレ好き)の人たちの間でこの日本祭りがどんどん浸透してきているみたいで、行き交う人の服装を見ているだけでも楽しめたのでした。

あいにく寒くて途中雨にも降られましたが、なかなかの人出でした。
全体を写したよい写真がないのだけど……。
この日本祭り、年々規模が大きくなっていてにぎやか。ステージも大小2つあって歌や踊り、楽器演奏などとても楽しそう!

そして、私の地元滋賀県の仏壇屋さんが出店されているのを発見。
私も滋賀出身なんです~~~と話しに行ったら、うちの実家のある市にもお店があるそうで、なんと実家のお寺さんや超近所のお店などとも一緒にイベントとかやってますとのこと。意外な場所で超ローカルな話題になりました。ほんと世間って時々地球規模で狭いわー。

永楽屋さん、お疲れさまでした。来年も来てくださいませ。


食べ物もたくさん売っていて(ラーメンだけでも数店舗、他にお好み焼き、カレーなどなど)迷いつつ、ライスバーガーを買ってみました。
日本のじゃなくて韓国のだけど。ピリ辛のお肉が挟んであって美味しかったです。

今日になって知ったけど、小川珈琲さんはぜんざいを販売されていたらしい。買いに行けばよかった。残念。(寒かったからねー。)


実行委員会やボランティアの皆さま方、お疲れ様でした。盛況でよかった。来年また楽しみにしています!

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