昨日「ズッキーニブレッド」や「バナナブレッド」は甘いおやつ系と書いたけど、今日の「ブレッド」は「パン」のほうです。(ややこしー)
以前お友達にもらった『100 Great Breads』という本からのレシピで、100%全粒粉で(私はちょっとだけ白い小麦粉も混ぜたけど)、バナナがごろごろ入っています。砂糖もメープルシロップも蜂蜜も何もなしで、甘みはバナナとミューズリのみ。バターがけっこうたくさん入っているレシピでしたが(↑のパン2個に対して1/2スティックだから50グラムちょっと)、私は半分くらいに減らしました。イーストはホシノ天然酵母で。
ミューズリもバナナも大好きな食材。この2つがたっぷり入っていて、おいしくないわけがありませんねー。(と自画自賛。すみません!)
18年前にスイスの友だちの家に遊びに言ったときに出してもらったミューズリがとてもおいしくて(スイスが本場)、それから大好きになりました。牛乳やヨーグルト、フルーツなどと一緒に食べますが、そのままだと固いので、しばらく置いておくといい具合にふやけてよいというのもそのお宅で初めて知りました。
アメリカではグラノーラなどが多いですが、私は自然な甘みのミューズリのほうが好きかなー。
ところで18年前といえば、昨日書いたズッキーニケーキ(というより使った道具とズッキーニ)にも思い出が。
ズッキーニをおろすのに使ったチーズグレーターはそのときにイギリスでホームステイしていたお宅のお父さんに頼んで買ってきてもらったもの。それまでチーズグレーターって見たこともなくて、そのお宅で使っているのを見て便利だなーと思ったのです。ズッキーニという野菜もそれ以前にはろくに食べたことがなく、そのお宅で出されて大好きになりました。
懐かしいなー。
18年前、仕事を辞めてイギリスに3か月半ほど行ったのです。思えば、それ以前は英語はやっていたものの海外に出たのは卒業旅行の一度きり。チーズグレーターもズッキーニもミューズリもなじみのないものでした。そういえば、ルバーブもその時に初めて食べて大好きになったのでした。
イギリスは食べ物がおいしくないとよく言いますが、ホームステイしていたおうちのご飯はおいしくてラッキーでした。ベジタリアンではないものの野菜中心の食卓で、ガーデニング好きでオーガニック野菜を買いに行くようなお宅でした。お父さんの作ったピザ、おいしかったなー。
よくよく考えてみると、この3ヶ月半のイギリス滞在(とその間のスイスやパリ旅行)で私の食生活は大きな影響を受けたようです。肉を食べなくなったのも、そのときに飛行機の隣の席でベジタリアンミールを食べている人を見たことがきっかけのひとつだったし。(それまでから肉やめようかなと少し思いつつ食べていたところ、ベジタリアンミールがとてもおいしそうで、「私が食べたいのはこういう食事だ。肉やめよう!」と思ったのでした。)
長々と年寄りの(?)思い出話になってしまいました。いくつになっても前を向いて生きていきたいですが、こうやって時折振り返って考察してみるのもおもしろいですね。
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