10日前にボストンに戻ってきました。
夏休みでもない時期に長く帰ったのでどうして???とよく聞かれたのですが、特に理由はなく、たまたま安いチケットが出ていて、Pも休みが取りやすく、うたこの担任の先生も日本で少し学校に通うことに大賛成してくれ……と条件が整ったのでえい行っちゃえ!となったのでした。
今回は6週間くらい日本にいたので、途中から日本に住んでるような気分になり、ふとこのまま居着いてしまおうかな……と思ったり。危なかったです(笑)。
ここ数年は一時帰国のたびに、私は日本に「帰る」んだろうか、「行く」んだろうか、わからなくなります。日本を離れて最初のうちは「帰る」感覚だったんですが、だんだん自分が旅行者的に楽しみ始め、「行く」気分が増えてきました。
でもやはり自分が生まれ育った国だし(私は国外生活8年半ちょっとで日本での生活のほうがずっとずっと長い)、すんなり生活に入れる部分もあって……うまく書けないけど、自分の中にも二つの感覚があって、変な感じです。(故郷と移住先の国との二つの世界で揺れ動く気持ちを描いた映画『ブルックリン』が自分の心情にぴったりで、日本にいる間よく思い出しました。)
自分にとってどちらが「ホーム」なのかなあと考えたり。
結論はやっぱり今はこちらがホームで、こちらが帰る場所。自分の生活のベースがあるからね。日本での生活が楽だったのは自分が生まれ育った国だからということもあるけど、本来の生活の場所でないから責任もなく、部外者的に気楽に過ごせるからなんですねー。こちらに帰ってきたらとたんにいろいろ忙しくなりましたから。
でも日本も「故郷」という意味ではまた「ホーム」でもあるし、二つ帰る場所があるという考え方もいいですね。
さてさて、昨夜は近所のアイリッシュパブに行ってこれを食べてきました。
定番となってしまったフィッシュ&チップス。うたこも私も日本の食べ物大好きですが、アメリカンなものも恋しくて、二人で帰ったらこのお店に行こうねと話していたのでした。フィッシュ&チップスはイギリスの食べ物なんですけど、地元のお店でよく食べてるものなので、これを食べたら帰ってきたなーと実感しました。
ほかには日本で手に入りにくい野菜も。
Pが作ってくれたバターナットスクウォッシュディップとビーツディップ。
どちらもおいしかったけど、バターナットスクウォッシュのが特に気に入りました。パンは米粉とミレット(きび類)粉の自作。こういうの、日本では食べてなかったから帰ってきた感湧きますね。
長い間留守にしていていろいろ溜まっていてバタバタしていますが、がんばりまーす。
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