爆弾容疑者逃走の夜にピースフルなディナー

先週、お隣さんが我が家に食事に来てくれました。

フランス人の男性ゲイカップルで、一人は某ビジネススクールの先生、もう一人は元お医者さんで現在は作家というインテリですが、とっても気さくでよい人たちです。（うたこが膝に載ってひげを撫でたりしても怒りません。笑）

メニューはおつまみのオリーブと

ケールの胡麻マヨポン酢和え

ビーツと人参、パースニップのオーブン焼き

茸とお揚げの炊き込みご飯

鮭の塩麴焼き。

ちゃんとした写真撮ってる余裕なかったので、オーブンから出したままですみません。しかも塩麴がかなり焦げてるし～。でも魚は無事でした。

デザートは写真撮り忘れたけど、ドライフィグ入りパウンドケーキとアイスクリーム。

ふだんの食卓とあまり変わりないメニューでしたが、おいしいと言って食べてくれました。フランス人は新しい味でも恐れずに食べてくれる印象があります。自国でもいろんなものを食べる人たちですしね。

月曜日にボストンマラソンで爆発があり、その後どんよりと重苦しい気持ちで過ごしたあと、このディナー。子ども時代のペットの話から宗教やフランスの政治の話までたくさん話し、うたこを寝かせつけたあともまだまだ話し、とても楽しい夜でした。

彼らが帰ったのが10時半くらい。ちょうどMITで警官が射殺された時刻でした。

彼らと半分冗談で「誰も手配写真と似てなくてよかったね～」などと言っていたのですが、容疑者が同じ町の住人だったということで、冗談ではなくなりました。

別のブログにも書いたとおり、diversity（多様性）がケンブリッジの大きな魅力です。この日来てくれたお隣さんも外国人（おひとりはアメリカ生まれのためアメリカ国籍ももっていますが）。スーパーに買い物に行っても外国語が普通に聞こえてくるような街です。爆弾事件で大変なことになってしまったけど、この街の良さはいつまでも変わらないことを信じています。

お隣さんたちと「夏にブロックパーティやろうよ」と話していたのですが（ブロックパーティとは通りを閉鎖して行うパーティのことです）、こんな事件のあとなので余計にやりたいと思います。楽しみ！！


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