2013年6月24日月曜日

French Kids Eat Everything

このブログでも以前にご紹介したと思いますが、100 Days of Real Foodというブログが大好きでよく読んでいます。

Real Foodというコンセプトにも大いに賛成だし、何よりも筆者(Lisaさん)のおおらかな姿勢が大好きです。(以前このブログの記事について書いたことがあります→

今回気になったのはこちらの記事→

昨年書かれた記事ですが、昨日になって見つけました。『French Kids Eat Everything』という本のレビューです。



この本の著者の子どもは好き嫌いがとても激しかったそうなのですが、フランスの小さな村に1年住んだあと、なんでも喜んで食べる子になったそうです。これは子どもに食の大切さを教えるフランス人の秘訣について書いた本です。

食に関するルールはこちら↓


Lisaさんがまとめてくださっているのを日本語で簡単にご紹介。

1. 子どもの食育を担当するのは親!

2. 気を紛らすために食べさせないように。

3. 親が食事・メニューの計画を立てること。子どもも大人と同じものを食べる。

4. 食べることは社交的なこと。家族で同じテーブルについて食べること。

5. 虹の7色全部の色の野菜を食べる。同じメインディッシュを食べるのは週に一回まで。

6. 好き嫌いの激しい子には「好きにならなくてもいいけど、味わいなさい」。食べ物にうるさい子には「好きにならなくてもいいけど、食べなさい」。

7. スナックを制限する(できれば週一回)。食前食後1時間以内は避ける。

8. 料理をするのも食べるのも時間をかけて。スローフードはハッピーフード。

9. 主に「本物(Real)」で手作りの食べ物を食べること。特別なご褒美の食べ物は特別なときにとっておく。

10. 食べることは楽しいこと。食べ物のルールは厳しい規則ではなく、習慣として扱うこと。たまには緩めてもOK。

ちょっとはしょったとこもありますが(実は仕事がたまっていて忙しいのよ~)、だいたいこんな感じ。日本人は大抵できているかと思いますが、最近はコンビニ食などもあるからちょっと変わってきてるかな。

私からの追加コメント↓

1. 私も「うちの子は○○を食べなくて~」なんて言うことがあるので、これからもっと自分の責任を自覚したいです。何もかも全部好きにならなくてもよいですが(大人だって嫌いなものはあるしね)、食べず嫌いも多いようなので、せめていろんな食べ物に気楽に挑戦できるようになってほしいです。

2. この続きに「食べ物はおしゃぶりやおもちゃ、わいろ、ご褒美、しつけの代わりになるものではありません」とありました。私を含め、思い当たる人多いかも! ついつい食べ物でごまかしたりすること、ありますよね……。

3. 「子どもも大人と同じものを食べる」というのは日本では当たり前かもしれませんが、アメリカだと子どもだけ別メニューでチキンナゲットとかいうことがよくあります。(フランスでもパリだとやっぱり子どもだけ別の簡単なものを食べさせることが多いとどこかで読んだことがあるので、これは現代の都会では増えてきているのかも。)

ヨーロッパ系の友人一家がいるのですが、そこの子ども(6歳と3歳)は手作りレバーパテとか食べてて、ほほーっと感心したことがあります。(ケチャップも置いていないような家です。)
うちも6歳になったし、これからだんだん大人の味を覚えてもらおうと思います。

4. これは本当に大事ですね! 忙しい現代ではなかなかできないかもしれませんが、せめて一日のうちに一回は家族全員そろって食べたいです。

5. 7色はハードル高いですね(笑)。紫のビーツとか私は大好きだけど、娘はダメだなー。これから頑張ります。

6. 「味わってみなさい」というのはよく言っていますが、噛まずにペロッと舐めて「うへっ」と言って終わることも(笑)。でも忍耐強く言い続けます。

7. これは絶対すべき!!と思います。うちの子は幸いスクールの時間が長いこと、食事が好きなこと(食いしん坊なんですww)もあって、スナックをたくさん食べることはあまりないのですが、それでも週一よりは多く食べてるかも。夕食が間に合わなくて「お腹空いた~~~~」攻撃に遭い、ちょっとスナックをあげてしまうこともあります。よくないね!

8. スローフード大事ですね。仕事もあるから時間のやりくりが難しいけど頑張ります。

9. これは100%賛成!

10. これにも大賛成。親がきーっとなって「食べなさい!」と強制したら、いっそう嫌になってしまいますよね。楽しく食べましょう~。

このブログの中でもうひとつ共感したのが、これ↓
I oftentimes feel like others are working against me (not with me) when it comes to feeding our next generation well. My daughters eat more junk food at school than I would ever dream of giving them at home. I can’t imagine how much easier things would be if everyone in our society was on the same page like they appear to be in France.
But rather than waiting around for that to happen we must just take matters into our own hands.

学校で不健康なものを食べてきたりなどして、世の中全体が私の食育の邪魔をしているように感じることがあるけれど、自分たちでできることをやりましょう、ってことです。

金曜日スクール最終日だったんですけど、「今日のランチは何食べた?」と聞くと、「クラスでマクドナルドに行った」って。まーっ、とっても教育的!と感心しましたけど(笑)、夏休み前だしね、楽しかったんだからまあいいかと思っておきました。

そしてこれ↓
And what I have learned from my own children is that converting a picky eater requires a gentle, yet persistent approach and LOTS of patience!
「やさしいながらも粘り強いアプローチと大きな忍耐」。そうですね。忍耐足りない私ですが、粘り強くやりたいと思います。


好き嫌いと言えば、うたこ、日曜日におそらく生まれて初めてゆで卵を食べました! 小さいときから卵はとにかく嫌いでほとんど食べたことがなく、4歳か5歳くらいになって、まず玉子丼でそのおいしさに目覚め(お醤油味好きなので)、次にオムレツをご飯にのせてケチャップかけて「これも丼!」とごまかしたらオムレツも好きになり(その後ケチャップなしでオムレツ単体でも好きになった)、その次にはお醤油をかけた目玉焼き。そして日曜日、なぜか自分からゆで卵が食べたいと言い出しまして、あげたらパクパク食べ、「もっと頂戴」って。

こうやって食べられるものがどんどん増えていくといいなあ~と思います。

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2 件のコメント:

  1. おー、これはとっても興味深いトピック。実は、子供の食べる様子を見ていて、↑のルールに当てはまる事を発見して、自分のブログでもトピックたてて書いてみようかしら?って思ってた所なんです。もしかしたら私も↑の同じく拝借するかも。それかjunjunさんにguest postとして書いてもらおうかしら?

    私も彼女のブログ読んでます。すごく良い事、面白い事、たくさん書かれてますよねー。

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    1. Ayaさん、興味深いでしょ! 彼女のブログは私も日ごろから何となく感じていることをきっちり整理して書いてくれているように感じることが多くて、とても共感できます。Ayaさんがこのトピックで書いたのも読みたいです。ぜひぜひ! 私はAyaさんのブログにコメントさせてもらいますね~。

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