2015年9月11日金曜日

Buy Nothing Group

今日は食べ物の話ではないのですが、最近、Facebookで地元のBuy Nothingというグループに入りました。不用品をやりとりし合って、できるだけ何も買わないでおこうというグループです。

不用品があれば写真を載せてほしい人を探し、逆に何かほしいものがあれば「○○はありませんか?」と尋ねることもできます。

実は先週末に我が家でヤードセールをしたのですが、ほとんど何も売れず……。ケンブリッジのときは人通りが多かったのでけっこう売れたのですが、こちらは田舎なので通りがかる人も少ないし、効率が悪いです。

残った服などは近くのSavers(リサイクルショップ)へもっていって引き取ってもらい、大きなものはこのBuy Nothingグループで誰かにもらってもらうことにしました。

そこでいくつか写真を載せたところ、今日まずこれがもらわれていきました↓
暖炉用スクリーンとお掃除道具セット。この家に元々あったのですが、古いだけでなく、暖炉のサイズといまいち合っていない……。去年はこれを使っていましたが、今年は買い替える予定です。

古いものも無駄にならずによかった!


このBuy Nothingで私自身はまだ何ももらったことがないのですが、皆さんの投稿を見ているだけで心和みます。うまく説明できないけど、なんだか親切心の見える投稿が多いのです。中には「うちで採れたグリーントマト誰かもらってくれないかしら。フライにしてもらえるのを待ってます」なんていうのもあったりして。

アメリカって商業主義に踊らされて何でも大量消費するイメージがあると思いますが、不用品のやりとりは日本より断然多い気がします。

7年前に日本からシンガポールに越したとき、不用品の処分が本当に大変でした。幸い、友人や友人の友人が大きなものをたくさん(洗濯機、乾燥機、ダイニングテーブルセット、ソファなど)もらってくれ、ベッドはネットで誰かに売り、エアコンは近所を回っていた電気製品回収の人に引き取ってもらいましたが、それでも本棚や照明器具、プリンター、机など処分するものが山ほど! 

市の大型ごみ回収を申請すると近い日はすでにいっぱいで1か月後とかだし、一つ一つにお金を払って(金額は大したことなかったのでよいけど)、シールだかなんだかを貼り、マンションの下にある回収場所までもっていき(そして前日に出すと叱られる!)、ただでさえ忙しい国際引っ越しの直前に超大変でした。

手間が大変だったことのほか、「もったいない」という罪悪感にも苦しみました! 本棚とか何年か使ったけどきれいでまだまだ十分使えるのに捨てるしかなく……。シンガポールまで送るのは送料を考えるとばかばかしいですしね……。

こちらでは不用品はヤードセールなどで売ることもできるし、家の前に「Free」と書いて置いておくと誰かがもらっていってくれることもあります。また、↑に書いたSaversのようなスリフトショップ(リサイクルショップ)に持って行って引き取ってもらうこともできます。(何でもOKではありませんが。)

今から思えば、日本でももうちょっと探したら引き取ってもらえる先が見つかったのかもしれませんが、アメリカと比べると中古品のやりとりはやはり少ないように思います。最近はCraigslistの日本版もあるみたいだし、変わってきているのかもしれませんが。どうなのかな?


Buy Nothingグループに出した以外にも、子どものオモチャや日本語の本など、友人に差し上げ(押しつけ?)ました。去年引っ越したばかりなのにもうたくさん不用品があるってどういうことでしょうね??? シンプルな暮らしをしたいと思いつつ、全然そうなっていないようです。反省。

これからは入っている物にもっと注意を払わなくては。
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